
昨日憲法記念日にはじめて知ったこと。
最近 少し投稿するようになったinstagramで、マーク付けてくださった、見知らぬ方。
「どなたかな?知った方かも??」と思ってその方のページをのぞきに行くと、そこには高知県にある「日中不再戦」という文字が刻まれた石碑が載っていました。
高知市の城西公園というところにあるこの碑は、「日中国交回復20周年にあたり過去の侵略戦争に対する反省の証として、またゆるぎない友好と平和の礎とするため建立されたもの。」とのこと。建立者は「高知県民」で1967年から25年かかって寄付によって建てられたとのことでした。
そんな碑があるなんて、恥ずかしながら私はまったく知らず、びっくりするとともに、頭の下がる思いがしたり、今年日中国交正常化50年にあたり このことを知れたことに深い感謝の気持ちが湧き上がりました。
そうして調べてみると、、、なんと!家のすぐそば!京都・嵐山にも同じ文字を刻んだ石碑があるとのこと!なんと!まったく知らなかった
京都の石碑は、日中戦争の発端となった盧溝橋事件(1937年7月7日、北京郊外の盧溝橋で演習中の日本軍が,兵1名の行方不明から中国軍を攻撃し、これが日中戦争に発展した)30周年を記念して、日本中国友好協会京都府連合会によって建立されたとのこと。
元清水寺貫主・大西良慶師の94歳の時の文字が刻まれています。
また石碑のうしろには、下記のように刻まれているとのこと。
『日中戦争勃発三十周年を記念し、日中不再戦の悲願をこめて、広く京都府市民の協力により、景勝の地嵐山に碑を建立した。これは日清戦争から太平洋戦争を通じて、日本ならびに中国の人民がこうむった悲劇を、断じてくりかえさない決意の表明である。同時に、いままた侵略勢力が横行している時、日本・朝鮮・中国・ベトナムなどアジア諸民族は固く団結し、再びアジアを戦場としない決意の表明である。一九六八年七月 日中不再戦運動京都実行委員会』
そして、二箇所あるということは他にもあるのかも!と思って調べてみると各所に。
長崎市にあるものは、石碑のうしろに こう書かれている。
われわれは 中国侵略の歴史の反省に立ち 日中両国民が 再び戦わないことを固く誓い 戦争を知らない新しい世代に この願を正しく語りつぐために ここにこの碑を建立する 一九八〇年九月二一日 日本中国友好協会長崎県支部
佐賀県唐津市の碑は、国民宿舎の敷地内に建てられているそうです。
1978年に除幕されたもので、この地は秀吉が朝鮮出兵を進めた地であり、また、本土の中で、中国に近いため建てられたそうです。
岐阜市と中国の杭州市にあるものは、1962年に友好都市となった時にそれぞれ一基ずつ建てられたもの。
岐阜市側から贈られた碑文は「日中不再戦」。
杭州市側からは「中日両国人民世世代代友好下去」と刻まれているとのこと。
きっと調べれば他にもあるのかもしれません。
お隣の国・中国。
過去の侵略の歴史を繰り返さないという願いを、これからもお互いが大切にし合えることを願います。
今 沖縄・南西諸島では、台湾有事・尖閣有事に備えるとの名目で、次々と陸上自衛隊ミサイル基地が建設され、軍事化が著しく進んでいます。
日本と中国に挟まれた場所である沖縄が、軍事的脅威と 再び戦場となる危険を日本自らが高めるのでなく、平和の架け橋となる場所となるよう、お互いの平和のために話し合える場所となるよう願って、署名活動をしています。
署名ページはこちらに。
ご協力をお願いします。
Change.org「日中首脳会談を沖縄で開催してください:日中国交正常化/沖縄返還から50年」署名ページ