2023.4.15 ゼロから学ぶ「尖閣の所在地石垣市・花谷史郎市議に聞く、南西諸島軍事化の今と、戦争マラリアの歴史ー「絵が語る八重山の戦争」再販プロジェクト

前回、3/25に日中と沖縄のお話会をした時に参加してくださって、その時はじめて知り合った方が、「『絵が語る八重山の戦争』という画文集の再販プロジェクトをはじめている」と話してくださいました。

今、絶版になっている本なのだけれど、テレビで沖縄・南西諸島の軍事化のことを知ってびっくりして、運動の中心におられる山里節子さんにお会いし激励するために石垣島に行って、その時にこの画文集に出会ったのだと。

それを聞いて、私はびっくりしました。
なぜならば、その山里節子さんにも、画文集を描き残され、二年前にお亡くなりになった潮平正道さんにも、私は石垣島に通っていたころ、お会いしたことがあり、「絵が語る八重山の戦争」も持っていたからです。

山里節子さんと
「絵で語る八重山の戦争」著者:潮平正道さんと

「絵が語る八重山の戦争」再販プロジェクトにぜひ協力しよう、zoomイベントで、今の石垣島はじめ南西諸島の軍事化の現状と、先の大戦時の戦争マラリアの悲惨な歴史についても知っていただこうと思い立ち、かねてよりお世話になっている、花谷史郎・石垣市議にお願いをして、お話をしていただくことにしました。

お話の内容については、当日の録画をぜひご覧ください。

「絵が語る八重山の戦争」については、5/15まで先行予約キャンペーンをしています。

日本軍によるマラリア蚊巣窟地帯への強制移住で、八重山住民3600人が亡くなった「戦争マラリア」は、未だ多くの人に知られてない八重山の戦争史です。

生き証人だった故潮平正道さんの画文集『絵が語る八重山の戦争』以外には、視覚的に訴える資料、写真記録がないそうです。

日本最南端の出版社、石垣市の「南山舎」より初版が出されましたが、今は絶版になっています。

「八重山の戦争」の教訓とは、軍隊が住民を利用し守らなかったこと。

戦争抑止のために軍拡を、とされている今こそ読まれるべき本だと確信し、私たちは再版プロジェクトを立ち上げました。

戦争マラリア体験者で、「いのちと暮らしを守るオバ―たちの会」の山里節子さんに、「再版運動は島の我々がすべきなのに」と仰っていただきましたが、敗戦後78年もこの八重山の戦争に向き合ってなかった大和の我々の仕事と思います。

戦争の教訓を途切れさせないために、どうぞご参加下さい。

申込先⇩

Email:623yaeyama@gmail.com(木村)。

名前、住所、電話、希望冊数を明記してお申し込みください。

再版プロジェクト期間中の5/15までにお申し込みをいただいた方には、定価2530円のところ、税・送料・「月刊やいま6月号(495円)/南山舎刊」付きで1冊2500円で承っております。

5/16以降は税込2530円で南山舎のネットなどで販売されます。

送料が別途必要で「月刊やいま」のサービスもありませんので、ご了承ください。

尚、期間に関係なく5冊以上のお申込みには8掛けで送料込みでお渡しできます。

(5冊買う場合⇒ 2530円(定価)×5冊×0.8 = 10120円)

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