全国の海岸線に散らばる原発のなるべく近くまで行って、祈り、近隣の街に佇んでみるシリーズ。
だって福井県だけで5か所もあるねんもん、、、前にも一度、京都寄りの高浜と大飯原発に行ってみたけど、一度にはとっても回れんで原発巡礼福井県二度目。
美浜原発(美浜町)
昭和45年に運転開始。
現在1-2号機は廃炉作業中。3号機が定期点検中。
半島の先端にある。
静かでほんとにきれいな海。
びっくりしたのは、今まで訪問したどの原発よりのどかというか、原発のほんのほんのすぐそばに海水浴場あるわ、キャンプサイトあるわ。
原発の建屋横目にテント泊しちゃう?って、生活に溶け込みすぎ。間近すぎ
湾が入り組んでて、一般道から原発の出入りは海に架かる一本の橋で結ばれてるように見えるけど、半島自体はつながってる。この一本道の橋は一般人通れず。
その橋の手前に関電がPRセンターを置いている。
せっかくなので関電係員を使い倒して説明受け質問してみる。
VRメガネが用意してあって、原発真ん前のベンチから、中に入ってみるようにバーチャルツアーできる。
説明してくれた、若いおねーさん。「地元の方ですか?」と聞いたら「はい、敦賀で生まれて育ちました」「そしたら物心ついた時から原発当たり前にあったん?」「はい、当たり前すぎて。でも、だから福島の事故の時ほんとにびっくりして、、、」と。
私が質問したりするもんやから、気がついたら男性二人、年配の人と若い人も来て、三人に面倒みられまくる。ご苦労さんどす、、、
3号機は11月くらいに定期点検終えて再稼働目指すらしいぞよ。
福島事故を踏まえて新たにどんな対策を施したのか、否定せず最後まで説明を聞く。
確かにいっぱい考えて、お金もかけて、対策したんな、、、それでも想定外は起こるんちゃう??って聞いたら、黙らはった
エネルギーミックス押しは、先に行った中部電力の浜岡原発よりだいぶん弱い。やっぱ関電はあくまでも原発なのを実感。
「原料のウランはどうやって運んでるの?」
「今は全輸入、日本ではとらなくなった、おそらく船と陸路で運んでるが、いつどんな風に運んでるかは、ほんの一部の人間しか知らない超機密事項」
「使い終わったプルトニュウムはどうしてるの?」
「今は燃料プールに。青森県に持って行って再処理することになってたけど、それがなくなったから、今 貯蔵施設がどこになるか、福井県にずっと置いとくのも知事さん懸念があると言うてはるけど、まだ数年は原発施設内で大丈夫」と関電のおっちゃん談。ま、新聞通りの無難なお答えでした。
15分ほどはなれて、高速増殖炉・もんじゅ。
また15分ほど離れて、ふげん。
最近ずっと、福井県には原子炉5ヶ所、石川1つ、富山ゼロ、新潟1と、なんでこんなに福井県に集中したんだか?を考え続けておるのだけれど、同じ日本海でも、福井の海は穏やか。内海の如き。
石川は今度行くけど、隣の富山は海が荒いんだよね、、、
んー、感覚のあるうち、レポート書いておきたかったんだけど、だるい&眠い。
ちょっと車でお昼寝しまし。
またあとでちょい書き直すかも