福島の原発事故現場から排出される高濃度の汚染水を、今までは敷地内にタンクを建てて保管してきたけれど、「このままでは敷地が足りなくなる!」と東電言い出して、「だったらALPSで処理して、そのあと海水で薄めて海に流そう!」と、東電と政府が決めて発表しました。(2021.12.21報道)

それってほんとに大丈夫なのか?
海水の安全性は?
海の魚への影響は?
漁業への影響は?との声が上がる中、
先日 IAEA(国際原子力機関)が、「処理水の影響『小さい』との報告書を発表した」との報道が大きくされました。(2022.4.29報道)

私はなんとなくモヤモヤして、でも何がモヤモヤするのか自分でもよくわからなくて、いろいろ調べてみました。

・汚染水/処理水って何?
・国はどう言ってるの?東電はどう言ってるの?
・IAEAはどう言ってるの?そもそもIAEAって何??
・福島県、(地元の)大熊町、双葉町はどう言ってるの?
・漁業関係者はどう言ってるの?  など。

そこでわかったこと。
●IAEA(国際原子力機関)は国連の機関ですが、その目的は「原子力の平和利用」でようは原発推進が目的の機関です。
●だから、そのIAEAが発表する報告は、アテにならないと私は思いました。(被害を過小評価するような調査をしがちだろうということ)
●福島県、大熊町、双葉町のWEBページに書かれていることから見えることは、地元行政は「国と東電に責任持ってちゃんとやってね」とお願いしているにとどまる印象。
●地元漁協、そして全国漁業協同組合連合会は、「全国の漁業者の理解を得られないALPS処理水の海洋放出に断固反対であることはいささかも変わることはない」と明確に反対している。
●政府と東電は2015年、漁業者と「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と約束したにも関わらず、地元の理解をまだ十分に得られていないにも関わらず、今年6月に海洋放出設備を着工、来年の放出開始を目指している。

★政府と東電が「勝手に決めたこと」ありきで、地元の声を無視してどんどん進める、体質はここでも繰り返されているよ!
★「そこで暮らし生きている人の声が何よりも大切」だと私は思います!なので、6月着工中止を求めるアクションを支持し、応援します。

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